職業訓練生のためのネットワークチュートリアル(4) UbuntuにMySQLサーバーをインストール

仮想OSにMySQLをインストール

前回で仮想OSのインストールが完了しました。

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今回は仮想OSにアプリケーション(MySQLサーバー)をインストールします。

ログイン

仮想マシンが起動したら前項で設定したユーザー名とパスワードでログインします。

今回インストールしたUbuntuServerはCUIで操作するOSです。
ここからは全てキーボード操作で行います。

aptを更新

apt(AdvancedPackageTool)とはパッケージ管理ツールです。

パッケージ管理ツールとは…..アプリケーションやライブラリ(部品)をインストールする時に、関連する部品を自動でインストールしてくれるソフトウエアです。知りたい人は自分で調べてみると良いですが、混乱しそうなら、インストールを簡単にしてくれる便利ツールくらいの理解でも大丈夫です。

各アプリケーションは随時更新されるので、使う前に最新に更新しておくほうがいいでしょう。

sudo は一時的に管理ユーザー(root)として実行すると言う意味です。
aptでのインストールは管理権限を必要としますのでsudoを最初に入力します。sudoコマンドはユーザーのパスワードを求めらますので入力します。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

途中で継続するか同意(Yes/No)を求められますのでYと入力します。

MySQLサーバーをインストール

執筆時点のMySQLはVersion8が最新ですが、Ubuntuサーバー18.04に付属するのは一つ前のVersion5.7になっています。

本来は新しいバージョンを導入する方法をアドバイスしてもいいのですが、目的が環境構築ではなくネットワークスキルのアップ、職業訓練生の独学ですので構築しやすい方法を選択します。

apt install に続けてアプリケーション名を列記することで複数のアプリケーションをインストール出来ます。
$ sudo apt install mysql-server mysql-client

インストールの確認をします。
5.7.xxという表記が確認できれば5.7がインストール出来ているということになります。

$ mysql --version
mysql ver 14.14 Distrib 5.7.xx, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper

インストールは確認できましたが、サーバーとして運用されているかを確認しましょう。

$ sudo systemctl status mysql
 mysql.service - MySQL Community Server
  Load: loaded(/lib/systemd/system/mysql.service; enabled;vendor preset:enabled)
  Active: active(running) since .....

active(running)とあればサーバーとして実行されています。
サービスとして提供されているとも言います。

MySQLサーバーにパスワードを設定

この時点ではMySQLにパスワードがかかっていません。
接続してみましょう。MySQLにルートでアクセスするには管理権限が必要ですのでsudoをつけて実行します。

$ sudo mysql -u root

おそらくMySQLに接続して

mysql>

の入力プロンプトが表示されていると思います。一旦、exitで抜けます。

MySQLにパスワードを設定します。

$ sudo mysql_secure_installation

いくつかの質問答えながらインストールが進みます。
最初の質問は「Would you like to setup VALIDATE PASSWORD plugin?」はこのままパスワード検証プラグインの設定を進めて良いですか?という意味です。「y」又は「Y」と入力するとYesを選択したことになります。

続いてパスワードの複雑さ(Policy)を設定します。三段階から選択します。

LOW 8文字以上
MEDIUM 8文字以上、大文字小文字を混ぜる、特殊な文字(記号)を使用
STRONG 8文字以上、大文字小文字を混ぜる、特殊な文字(記号)を使用、禁止パスワードを含む辞書ファイルを使用

学習が目的ですのでLOWまたはMEDIUMで良いと思います。
選択は数字を入力します。(LOW:0 / MEDIUM:2)

新しいROOTパスワードを入力しましょう。
先ほど選択したPolicyに沿ったパスワードが必要です。

Please set the password for root here.

New password:

Re-enter new password:

パスワードを提供し設定を続けますか?と問われますので[y]又は[Y]を入力します。

Do you wish to continue with the password provided?(Press y|Y for yes, any other key for No):

匿名ユーザ( anonymous user )の削除を問われますので[Y]と入力。

ルートユーザーのリモート接続禁止(Disallow root login remotely)しますか?にも[Y]と入力。

テストデータベースの削除(Remove test database)にも[Y]。

権限テーブル(privillege tables)をリロードして変更を有効にするにも[Y]

All done!と表示されたら設定が終了です。

MySQLサーバーに接続

$ sudo mysql -u root -p
Enter password:

設定したパスワードを入力しMySQLクライアントに入れれば設定が完了です。

次回はゲストOSのネットワーク設定に進みます。

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